日本一空港に近い温泉地、函館湯の川温泉の紹介
函館湯の川温泉は北海道の函館市に位置する大きな温泉地です。
湯の川温泉へは市電が走っており、谷地頭には谷地頭温泉があり、湯の川には湯の川温泉があります。
さらに、湯の川温泉の周辺にはラビスタ函館ベイやホテルルートイングランティア函館駅前などの温泉付きホテルがたくさんありますので、函館市内全域が温泉の街と言っても過言ではありません。
湯の川温泉は温泉ホテルも多く、最も大きな温泉街となっています。
また、函館空港も近くにあり、日本一空港に近い温泉地ですので、交通の便も非常に良好です。
そのため、北海道観光の中でよく組み込まれることがあり、ツアーでも多くの人々が宿泊地として選んでいます。
湯の川温泉という名前は島根県にも存在するため、近年では函館湯の川温泉として紹介されることもあります。
函館湯の川温泉の源泉と泉質について
函館湯の川温泉には多くの源泉がありますが、泉質は優れており、濃厚な塩化土類泉となっています。
基本的には無色透明で、塩化物泉特有の磯の香りがほんのり感じられるお湯です。
一部の施設では鉄分も含まれており、褐色の濁り湯を楽しむことができます。
近くの温泉宿はもちろん、市内の銭湯までもが温泉を供給しているほど、湯の川温泉は豊富な湯量を誇っています。
近年では、市電「湯の川温泉電停前」には無料の足湯「湯巡り舞台」も設置されました。
函館湯の川温泉の旅館について
函館湯の川温泉で素晴らしい宿として知られているのは、老舗の割烹旅館若松です。
割烹旅館としての名前の通り、料理は非常に美味しく、ミシュランガイド北海道2012特別版でも星を獲得しています。
温泉も源泉掛け流しの名旅館です。
その他にも、竹葉新葉亭という源泉掛け流しの高級宿があります。
湯の川温泉では循環している温泉を使用している大規模なホテルも多いですが、湯の浜ホテルやイマジンホテル&リゾート函館(旧湯の川グランドホテル)では源泉掛け流しの風呂もあります。
函館湯の川温泉の入浴施設
函館湯の川温泉周辺には、利用者に便利な料金で温泉を楽しめる銭湯がたくさんあります。
特に日の出湯は泉質が非常に良かったのですが、残念ながら廃業してしまいました。
ただし、銭湯には駐車場が十分に完備されていない場合もあるため、大勢の人が集まる函館湯の川温泉では、むしろ温泉宿での日帰り入浴がお勧めです。
特に湯元漁火館と新松は、函館湯の川温泉で楽しめる珍しい鉄分含有の濁り湯が自慢です。
函館湯の川温泉の観光地
函館を代表する観光スポットといえば、函館山です。
山頂からの夜景は素晴らしく、世界的に有名な函館、香港、ナポリと並ぶ三大夜景として評価されています。
また、函館では新鮮な魚介類が楽しめる朝市も非常に人気です。
一方、函館の穴場的な観光地としては、トラピスト修道院やトラピスチヌ修道院などの修道院があります。
修道院内部は一般に非公開ですが、近くまで行って静かで荘厳な雰囲気を感じたり、売店で土産物を購入したり、ソフトクリームを楽しんだりすることができます。
実際、りかちゃんの北海道限定バージョンでは、トラピスチヌ修道院のシスターバージョンが販売されているほど人気となっています。
特にトラピスチヌ修道院は、函館湯の川温泉や空港からも近いため、非常に異なる北海道旅行の締めくくりにぴったりの観光スポットとなっています。